CBTとはComputer Based Testingの略で、パソコンやタブレットなどのコンピュータを 使用してテストを実施するものです。企業や民間の教育関連の企業では既にCBTが活用 されており、近年学校のICT化も進んでいる中、中学校の全国調査ではCBTの実施が始まりまし た。環境的、技術的、問題の作成上の研究もまだこれからの研究分野といえます。小学校におけるCBT活用は、学力調査では限定的で、CBT活用ならではの測定方法(問 題形式・解答形式)の開発や、測定できる能力がこれまでのペーパー型テストとどのよう に異なるかの検討は全く行われていないのが現状です。

 そこで本研究の目的を、「小学 校の主要教科において、Computer Based Testing(CBT)によって測定できる能力を顕在 化させ、テスト問題モデルの開発し、実際に開発した問題を使用して測定することを通し て、CBTによる能力測定の有効性の検証すること」とし、

  • これまでのペーパー型テスト とCBT型のテストの違いやそれぞれの特徴
  • CBT型テストならではの特徴を活かし た調査方法
  • CBT型のテスト問題によってどのような能力が、どの程度測定が可能なのか

について、作問、実施、分析を通して明らかにしていきます。